Sunday, February 19, 2012

中国は一体誰に挑戦している?


図表1
地図

今週の日本語のクラスで、中国の軍拡と尖閣諸島問題について勉強した。この二つの問題は中国人の私にとっては、勿論馴染みの無いトピックではなかった。しかし、両方の立場に立って考えてみるのは初めてだった。私は今まで、中国の軍拡はただ経済の高度成長に伴う当然の結果にすぎないと思っていた。以下の図表の通りに、中国の軍備予算は比例して増額しているに過ぎないが、元の数は大きいため、急に軍拡してきたように見えてしまう。隣国の日本はこのような急激な軍事力強化と尖閣衝突事件が相まって、当然不安を感じた。尖閣衝突事件はさておき、中国の軍拡の目的は一体何だろう。なぜ軍拡の代わりに、社会福祉や教育にお金を投じないのだろう。インターネットで調べてみると、上の地図が出てきた(中国語でマークをつけているせいで、読みにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、申し訳ございません)。一応、青い点がついているところはすべて米軍基地だ。点の分布から見えるように、中国は殆ど米軍基地に囲まれている状態だ。だから、中国の軍拡はある意味で、米軍の影響から身を守るための戦略ではないだろうかと思う。中国の隣国はもしこの状態を理解したら、また中国の軍拡問題につて考えなおすだろうと思う。

3 comments:

  1. そうですね。私も今までは韓国人という視点から歴史の流れを見てきましたが、このクラスで色んな国籍の学生たちの話を聞きながら「ほかの視点から歴史を見ると同じ事件も全然違う意味を持つことになれる」ということが分かりました。このクラスが相手の国をもっとよく理解することができる機会になったら良いなと思います。

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  2. 私も不安です。中国の軍拡が倍増することと共に、内部の圧力(経済的に:インフレーション;政治的に:チベット、ウィグルなど)も高まっているので、本当に心配しています。そして、中国の軍事力の直接相手はアメリカではなく、ロシア、東南アジアの諸国とベトナムなどの隣国だと思います。米軍基地の太平洋におる存在は、諸国の安心するためだけだと思います。中国と米国の交戦は誰かにもいい結果が無いということは双方が知っています。中国の軍拡のためは、まずアメリカを動揺し、経済だけではなく軍事の方も圧力を与えること;そしてアジアの隣国へ領土問題で一歩も後じさらない決心を示すこと。

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  3. フーさんの意見はとても面白いです。そうですか、中国の軍拡はアメリカに対する活動ですね。今まで授業で読んだ記事は日本人からの意見ですが、中国人はどう思うかな。中国は脅威になっているとか、アメリカは不可欠な抑止力とか、中国に反対する意見ばかり読みましたね。もしかしてアメリカは同じように脅威に見られていますね。

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