Saturday, February 18, 2012

ビジネス日本語の現場からのレポート


        私は一昨年の夏休みに能登半島にある旅館でインターンシップをさせていただきました。インターンシップが始まる前も先生たちから聞きましたが、サービス業で働く時に使う日本語は殆ど普通にはあまり使わない専門用語で、敬語も多いので、まず自分で勉強しておいた方がいいと言われました。ですから、私は先生たちが勧めてくださった客室乗務員の生活を描いたドラマ「アテンションプリーズ」を見ながら、簡単なサービス用語を習いました。しかし、ただ自分で練習するのは十分ではありませんでした。実践しなければ、なかなかお客さんと自然に話すことはできませんでした。そう思った私はついにインターンシップの第二週ごろに決心をして、お客さんと話し始めました。意外なことに、お客さんが私の日本語を聞き取りるのは思ったより難しくはなかったです。また気がついたのは、お客さんは同じ年ぐらいの客室係さんに話しかけられた時、敬語よりもカジュアルスピーチの方が気楽だったということです。この理由を考えると、誰でもいつもお客様のように扱われたらあまり気分はよくなれません。逆に、知り合いとしての親しい扱いをしてもらえば、もっと滞在を楽しむことができるのではないでしょうか。ですから、敬語のマスターというのは、ただ敬語をよく知っている人たちのことを指しているわけではなくて、言葉の扱い方によって、距離感を上手にコントロールできる人たちだと思います。

3 comments:

  1. はは。フーさんは敬語が上手だと思いますね。前写真を撮るとき「参ります〜」と言ったのは面白いですね。

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  2. やはり敬語のことで悩んでいるのは私だけではないですね(笑)。「アテンションプリーズ」というドラマが敬語の勉強に役に立ったら私も是非みなきゃ!!

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  3. フーさんはすごいですね。私だってサービス業の仕事は無理ですね(笑)。私にとって敬語の難しい点は正しい使い分けですね。

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